「鏡を見たら、肩が耳より前に出ている気がする」
「首や肩のコリがひどく、呼吸もしづらい…」
このような巻き肩の悩み、どこに相談すればいいか迷っていませんか?
実は、症状や目的によって「整体院」に行くべきか「整骨院(整形外科)」に行くべきかは明確に異なります。
選択を間違えると時間とお金を無駄にするだけでなく、重大な病気を見逃してしまうリスクさえあるのです。
そこでこの記事では、巻き肩の正しい相談先の選び方や今すぐできるセルフチェック、改善のためのケア方法を徹底解説します。
整体師 橘 巻き肩は単なる「姿勢の癖」ではありません。放置すると腕のしびれや自律神経の乱れにつながることもあります。 まずは自分の状態を正しく知り、最適な相談先を知りましょう。
巻き肩とは?


「巻き肩」とは、医学的には肩甲骨(肩)が外側に開き、腕の骨が内側にねじれた状態を指します。
横から見たときに肩が耳より前に出ている、仰向けになると肩が浮くのが特徴です。
巻き肩になると肩周辺の筋肉が常に緊張するため、慢性的な首や肩のこりを引き起こす原因にもなります。
巻き肩の主な症状
巻き肩が引き起こす主な症状は、以下の5つです。
- 慢性的な首・肩のこり
- 呼吸が浅くなる
- ストレートネック
- 緊張型の頭痛
- 腕や指先のしびれ・冷え
胸(肋骨周り)が狭くなるため、呼吸が浅くなりやすくなります。その結果、酸素不足による頭痛や集中力の低下、常に疲れが取れないといった不調を引き起こすケースも少なくありません。
また、ストレートネックになりやすくなります。これは巻き肩とのバランスを取るために頭が前に突き出し、首のカーブが失われるためです。
さらに深刻な症状となると、腕が内側にねじれることで、四十肩や五十肩のような関節の炎症を招きやすくなります。
巻き肩の主な原因
現代人に多い巻き肩の原因は、長時間のデスクワークやスマホ使用による前傾姿勢です。
画面を覗き込む姿勢が続くと、胸の筋肉を縮こまらせ肩を前に引っ張り続けます。一方、背中側の筋肉は常に伸ばされて衰えるため、肩を後ろに引き戻す力が失われます。
これにより前傾姿勢で筋肉が固定されてしまい、巻き肩になりやすくなるというわけです。



ほかにも、以下のような要因が巻き肩を引き起こしているといわれています。
・柔らかすぎるソファーに座る
・運動不足による筋力低下
・ゲームをしている時間が長い など
日常的に呼吸が浅い人、いびきがひどい人は巻き肩になりやすいといわれているため、とくに注意が必要です。
【注意】放置は危険!巻き肩で起こる5つの悪影響


巻き肩の放置は全身の不調につながるため、早めの対処が必要です。
ここからは、巻き肩が引き起こす5つの代表的な悪影響について解説します。
- 猫背になりやすくなる
- 呼吸が浅くなりやすくなる
- 肩・首のこりや痛みが悪化する
- 頭痛や目の疲れの原因になる
- 重大な症状を引き起こすおそれがある
1. 猫背になりやすくなる
巻き肩で前傾姿勢が増えると「猫背」を併発するリスクが高まります。
さらに重心が前に偏り、頭が前に突き出る「ストレートネック(スマホ首)」も同時に引き起こされがちです。
前傾姿勢が定着すると、内臓が圧迫される点も問題です。胃腸の不調や自律神経の乱れといった、悩ましいトラブルにもつながりやすくなります。
2. 呼吸が浅くなりやすくなる
巻き肩になると胸の筋肉が縮こまり、肋骨の動くスペースが狭くなります。結果、肺に空気を取り込むスペースが狭くなるため、無意識のうちに呼吸が浅く、速くなってしまうのです。
酸素不足は全身の血流悪化や代謝低下に直結するため、以下のトラブルを引き起こす恐れがあります。
- 基礎代謝低下による肥満
- 手先・足先の冷え
- 睡眠の質の低下
- 自律神経の乱れ など
3. 肩・首のこりや痛みが悪化する
頭の重さは成人で約5〜6kgありますが、巻き肩になると重心がずれるため、頭を首や肩の筋肉だけで支えることになります。
すると首や肩の筋肉に疲労がたまり、慢性的なこりや痛みの原因となります。
こうなってしまうと、巻き肩自体を矯正しなければ、マッサージなどで一時的に取り除いたとしても、根本的な改善にはなりません。
4. 頭痛や目の疲れの原因になる
首や肩の過度な疲労は、頭へつながる神経や血管を圧迫し、締め付けられるような頭痛を引き起こします。
また、首の付け根が凝り固まると自律神経が乱れ、眼精疲労が回復しにくくなるのも厄介です。
頭痛薬を飲んでも痛みが治まらないときは目の酷使そのものより、巻き肩による血行不良が原因である可能性があります。
5. 重大な症状を引き起こすおそれがある
巻き肩を長期間放置すると、以下に挙げる重大な症状の原因となります。
- 胸郭出口症候群:腕や指先に強いしびれや冷え
- 椎間板ヘルニア:腕の激痛やしびれ、握力低下s
- 変形性頚椎症:首の骨の変形、トゲの出現
- 四十肩・五十肩:肩関節の深刻な炎症
これら重大な病気を防止するためにも、巻き肩は意識的な矯正が重要です。
自分は巻き肩?10秒でできるセルフチェック


巻き肩は、誰でも道具を使わずに10秒でセルフチェックが可能です。
ここからは「を使う方法」と「仰向けに寝る方法」の2つを紹介します。
鏡を使う方法
普段の姿勢から確認する方法です。まず胸を張らず、自然体で鏡の前に立ってください。
| 方向 | チェック順 |
|---|---|
| 横向きでチェック | 1. 鏡に対して身体を横に向ける 2. 肩の先端の位置を確認する 3. 耳の穴よりも方が前に出ていれば巻き肩のサイン |
| 正面向きでチェック | 1. 鏡に向かって正面を向き、腕を重力に逆らわずだらんと下げる 2. 手の甲の向きを確認する 3. 手の甲が鏡の正面に向いていれば巻き肩のサイン |
正面向きの場合、正しい姿勢であれば手のひらは太ももの方を向きます。一方、巻き肩の人は腕がねじれているため、手の甲が前を向いてしまいます。
仰向けに寝る方法
仰向けに寝る方法では、以下の3ステップで簡単に確認可能です。
- フローリングや畳など硬めの床で仰向けになる
- 全身の力を抜いた状態で肩と床の間の隙間を確認する
- 床と肩の間に「指2~3本分」の隙間があれば巻き肩のサイン
この状態では、寝ている間も筋肉がこわばっているため、睡眠の質も低下します。ぜひ、早めのケアを検討してください。
巻き肩は整体と整骨どっちに行けばいい?


巻き肩で整体院と整骨院、もしくは整形外科のどこに行けば良いか迷っている方は、以下の基準を参考にしてください。
- 巻き肩で姿勢が悪い=整体院・整骨院
- 巻き肩でしびれや痛みがある=整形外科・整骨院
- 【注意】巻き肩矯正は基本的に保険適用外



もし、以下の症状が表れている場合は、迷わず整形外科を受診してください。
・握力が低下している
・手が明らかに痺れている
・夜も眠れないほど痛い
上記の症状にはヘルニアなどの疾患が隠れているため、医師の診断を受けることが最優先です。
巻き肩で姿勢が悪い=整体院・整骨院
以下に挙げるように「巻き肩で姿勢が悪くなっている」と悩んでいる人は、整体院や整骨院に行きましょう。
- 姿勢が悪いから治したい
- 身体のゆがみを矯正したい
- 肩や首のこりに悩んでいる など
整体院では、全身のバランス調整やリラクゼーションを含めた、自由度の高い施術が受けられるのがメリットです。
また整骨院でも、近年では猫背矯正などの専門メニューがある院が増えているため、姿勢矯正の実績がある院を選ぶと良いでしょう。
相談先を選ぶ際は、その院が「姿勢矯正に特化したメニュー・実績」を持つかを重視してください。
巻き肩でしびれや痛みがある=整形外科・整骨院
以下の症状が表れている場合は重い疾患が隠れている可能性があるため、必ず整形外科や整骨院を受診してください。
- じっとしていても痛い
- 腕や指先にしびれがある
- 四十肩や五十肩の疑いがある など
上記の症状は、まずレントゲンやMRIで骨や神経に異常がないかを確認することが、何よりも重要です。
医師の診断のもとでリハビリが必要な場合は、整形外科と連携する整骨院への受診が必要になる場合もあります。
【注意】巻き肩矯正は基本的に保険適用外
整体院は医療機関ではないため、巻き肩矯正に保険は適用できません。また医師が入る整骨院や整形外科であっても、保険が使えるのは捻挫や打撲など「いつ・どこで痛めたかが明確な急性のケガ」に限られます。
デスクワークやスマホが原因の慢性的な巻き肩には、法律上、健康保険は適用されません。
そのため巻き肩矯正において、基本的には全額自己負担になることを理解しておきましょう。
巻き肩は整体・整骨で治るのか?


整体院や整骨院に通うことで、巻き肩の改善は大いに期待できます。
ただし1回の通院で完治するものではありません。ここでは、改善にかかる期間や費用の目安について解説します。
何回か通院する必要がある
一般的に、正しい姿勢が定着するには3~6ヶ月程度の継続的な通院が必要とされています。
身体には「ホメオスタシス(恒常性)」という仕組みがあり、施術で良い姿勢になっても、脳が「いつもの悪い姿勢」に戻そうとするからです。
長年の習慣で形成された巻き肩は、1回の施術だけでは矯正できない点を理解しておきましょう。



巻き肩が早く改善する人とそうでない人の決定的な違いは「自分の今の状態を正しく理解できているか」です。
とくに、年齢による長年の習慣の積み重ねはなかなか治りません。整体院でのケア以上に、日常で「長時間同じ姿勢を取り続けないこと」を意識してください。
整体でかかる値段相場
巻き肩矯正にかかる費用は院によって異なりますが、およそ1回5,000〜7,000円程度が相場です。
例えば当院「ウェルメディカル」では、以下のような料金設定を目安としています。
- 初回: 6,600円(税込)
- 巻き肩矯正: 4,950円(税込)/1回
ご自身の予算と相談しながら、無理なく通える計画を立てることが重要です。当院では、お客様の金銭的な事情も含め、現実的なプランを提案させていただきます。
日常的なセルフケアも重要
整体院への通院は、あくまで巻き肩をリセットするきっかけです。日常的なセルフケアも、巻き肩矯正には重要となります。
日常生活での姿勢が変わらなければ、せっかく整体院で正しい姿勢に治してもすぐに元に戻ってしまいます。
プロによる矯正と自宅でのセルフケアを組み合わせることが、改善への最短ルートといえるでしょう。
巻き肩への効果が期待できるセルフケア3選


ここからは、自宅やオフィスで簡単にできるセルフケアを以下の3つ紹介します。
- 大胸筋ストレッチ
- 肩甲骨のストレッチ
- 僧帽筋を鍛える



効果的なセルフケアのポイントは、とくに重要な大胸筋と広背筋(脇の下)のストレッチを正しいフォームと時間、セット数で行うことです。
また、無理せず痛みのない範囲で行ってください。
1. 大胸筋ストレッチ
縮こまった大胸筋を、壁を利用して伸ばす方法です。
- 壁の横に立ち、片手を壁につく
- 肘が肩の高さに水平になるように伸ばす
- 手と肘を固定したまま、壁側の足を一歩前へ踏み出す
- 身体を壁と反対側へゆっくりひねり、胸の前が伸びるのを感じて20〜30秒キープ
- 上記を左右それぞれで行い1セット、これを3セット行う
「気持ちいい」と感じるポイントでキープするのがポイント。これを左右交互に3セット行いましょう。
2. 肩甲骨のストレッチ
背中や脇の下(広背筋)を伸ばし、肩甲骨の動きをスムーズにするストレッチです。
- 椅子やデスクの背もたれに両手を置き、足幅を肩幅に開いて立つ
- お尻を後ろへ引くようにしながら、上半身を前にゆっくり倒す。
- 頭を腕の間に入れ込むイメージで沈み込み、背中全体を20秒ほど伸ばす
- 上記を2~3セット行う
息を吐きながら、ゆっくりと伸ばすのがポイントです。こちらも、2~3セット無理なく行ってください。
3. 僧帽筋を鍛える
弱った背中の筋肉を刺激し、肩を正しい位置に引き戻す力をつけるトレーニングです。
- 背筋を伸ばして立ち、両脇を軽く締めて肘を90度に曲げる
- そのまま両肘を胸を開く感覚で後ろに引く
- 肘同士を後ろでギュッと寄せ、3秒キープしてから戻す
- 上記を10~15回を1セットとし、2セット行う
寄せたところで3秒キープするのが重要です。回数よりも、強度(効いている感じ)をある程度意識してください。
巻き肩に悩む方からよくある質問


最後に、巻き肩に悩む方からよくいただく質問にお答えします。
- 巻き肩は自分で治すことができる?
-
軽度の巻き肩であれば、正しいセルフケアと生活習慣の見直しで改善できる可能性があります。
しかし、長年の姿勢不良で骨格がゆがんでいる場合、自力だけで元に戻すのは難しいかもしれません。
まずは整体院で正しい位置を教えてもらい、それを維持するためにセルフケアを行うのがもっとも効率的です。
- 巻き肩は治らない?
-
巻き肩は、正しいケアを継続すれば必ず治ります。
治らないと感じる人の多くは、途中で通院を辞める、施術以外の時間に悪い姿勢を取り続けていることが原因です。
正しい姿勢を身体に覚えさせるには時間はかかりますが、根気強く取り組めば体は必ず変わります。
【まとめ】巻き肩矯正の整体院を探している方には「ウェルメディカル」がおすすめ


巻き肩は、将来的な健康リスクにも大きく関わる身体からのサインです。あきらめて放置せずに早めに対処することで、痛みや不調のない快適な生活を送れます。
ウェルメディカルでは、AIを活用した姿勢診断によって、一人ひとりに合わせた的確な施術が受けられます。3万人以上の施術実績を持つ理学療法士が監修した整体メニューにより、症状の根本改善が目指せるのも魅力です。
今なら初回限定キャンペーンでお得に施術が受けられるので、ぜひお気軽にご利用ください。



まずは現在、あなたの肩がちゃんと動くか、病院に行く必要がないのか、そこを一緒に判断していきます。その上で、施術の効果が出るかを判断します。
ぜひ、二人三脚で巻き肩と生活の質の向上を目指しましょう!








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