手を枕にして寝るとどうなる?原因や改善方法を徹底解説

「手を枕にして寝るのは体に悪い?」
「朝起きたときの腕のしびれを治したい」

つい手を枕にして寝てしまう癖がついている方も多いかもしれません。しかし、手を枕にして寝ることで、腱鞘炎や手の痺れの原因になるので注意が必要です。

そこで本記事では、手を枕にして寝る原因や改善法を徹底解説します。

この記事でわかること
  • 手を枕にして寝ると起こるトラブル
  • 手を枕にして寝る原因と改善法
  • 枕の高さが合っているか確認する方法
  • 手を枕にする癖の改善に効果的なセルフケア
整体師 橘

肩や背中が丸くなった状態の方は仰向けに寝るのがきついため、横向きで手を枕にして寝ることが多いです。そのため、仰向けで寝やすいような姿勢を作ると手を枕にする頻度が減ります。また、枕の高さを調整するなどの工夫でも、手を枕にする習慣の改善が期待できます。今回はセルフケアも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

手を枕にして寝ると起こる3つのトラブル

手を枕にして寝ることで、主に次の3つのトラブルにつながります。

  1. 腱鞘炎の原因になる
  2. 手や腕に痺れが出る
  3. 睡眠の質が悪くなる

一つずつ見ていきましょう。

1. 腱鞘炎の原因になる

手を枕にして寝る習慣は手首に負担がかかるため、腱鞘炎の原因になりかねません。

手を頭の下に入れた状態で長時間寝ると、手首が不自然な角度のまま固定されます。この状態が続くと、手首にある腱と腱鞘がこすれ合い、炎症が起こりやすくなります。

デスクワークやスマートフォン操作など、普段から手首をよく使う人は負担が重なりやすく、腱鞘炎のリスクが高まる傾向です。

腱鞘炎の特徴
  • 手首や指の付け根に痛みが出る
  • 指や手首を動かしにくくなる
  • 腫れや熱感が現れる

朝起きたときに手首や腕に違和感や痛みを感じる場合は、寝姿勢が原因となっていることが考えられます。

2. 手や腕に痺れが出る

手を枕にして寝ると、朝起きたときに腕がしびれて動かしにくかったり、感覚が鈍くなったりすることがあります。

人の頭の重さは一般的に体重の約8〜10%ほどといわれています。平均的な体重である60kgの場合、約4〜6kgほどです。この重さが長時間かかると、血管や神経が圧迫されて血流が悪くなり、しびれが起こりやすくなります。

多くの場合は体勢を変えることで改善しますが、毎日のようにしびれを感じる場合は寝姿勢が体に負担をかけている可能性があるので注意が必要です。

3. 睡眠の質が悪くなる

手を枕にして寝る習慣は、睡眠の質を低下させることにつながります。

手を枕代わりにすると枕本来の高さや役割が失われ、首や肩が不安定な姿勢になりやすいです。その結果、寝返りが打ちにくくなり、体の一部に負担がかかった状態が続いてしまいます。

寝返りは血流を保ち、体圧を分散させるために重要な動きですが、寝姿勢が不安定だとこの動きが妨げられる可能性が高いです。手を枕にして寝る人の中には、夜中に何度も目が覚めたり朝起きても疲れが取れないと感じたりするケースも少なくありません。これは、首や肩の筋肉が緊張した状態が続き、深い眠りに入りにくくなることが関係していると考えられます。

手を枕にして寝る主な3つの原因

手を枕にして寝てしまう原因は、主に次の3つです。

  1. 枕の高さが合っていない
  2. 睡眠環境が悪い
  3. ストレスが多い

順番に解説します。

1. 枕の高さが合っていない

手を枕にして寝てしまう原因の一つは、枕の高さが自分の体に合っていないことです。

枕は高すぎても低すぎても首や肩に負担がかかり、寝心地が悪くなります。特に枕が低い場合、頭と肩の高さのバランスが取れず、首が不安定な状態になりやすいです。結果的に自然と手や腕を枕の下に入れ、高さを調整しようとすることがあります。

横向きで寝る人は、肩の高さによって頭とマットレスの間に隙間ができやすく、枕が低いと感じやすい傾向です。腕を頭の下に入れることで首の角度を楽にしようとしますが、この姿勢は腕や肩に負担をかける可能性があります。

2. 睡眠環境が悪い

睡眠環境が整っていないと、手を枕にして寝る癖が定着する要因になります。

寝室の温度や明るさなどが適切でないと体がリラックスできず、寝つきが悪くなりやすいです。このような状態では、無意識のうちに体が休まる姿勢を探し、手を頭の下に入れる寝方になることがあります。

室温が高すぎたり低すぎたりすると眠りが浅くなり、寝姿勢が安定しにくくなります。また、強い照明や周囲の音が気になる環境では体が緊張した状態になりやすいです。

3. ストレスが多い

日常生活で感じているストレスや心理的な不安も、手を枕にして寝る原因になる場合があります。

人は緊張や不安を感じているとき、無意識に頭や顔に手を触れる行動をとりやすいです。同様に、寝ている間も安心できる姿勢を取ろうとして腕を頭の下に置くことがあると考えられます。

仕事や人間関係の悩みなどでストレスを抱えていると、寝つきが悪くなったり寝姿勢が落ち着かなくなったりしやすいです。その結果、手を頭の下に入れて寝る姿勢が習慣化するケースもあります。

なお、寝姿勢を改善したい方にはウェルメディカルがおすすめです。当院ではAI姿勢診断を導入しており、一人ひとりの症状に合わせた的確な施術が受けられます。「整体で本当に改善できるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実際に当院の整体を受けて姿勢が改善したお客様も多数いらっしゃいます。

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手を枕にしないために、枕の高さが合っているか確認してみよう

手を枕にして寝てしまう場合に多いのが、枕の高さが合っていないケースです。まずは、枕の高さが自分に合っているかチェックしましょう。

枕の高さが合っていない人の特徴
  • 朝起きたときに首が痛い
  • 起床時に手や腕がしびれる
  • 目が覚めると枕がずれている
  • うつぶせで寝ていることが多い
  • 寝返りのたびに目が覚める
  • 仰向けでは眠りにくく横向きが多い など

仰向けに寝たときの視線の角度でも枕の高さを確認できます。理想は「仰向けの状態で目線がわずかに下(5度程度)を向く高さ」です。視線が上や下に大きく傾く場合は、枕の高さが合っていない可能性があります。

朝の体の状態や寝姿勢をチェックして自分に合った高さの枕を選ぶことが、快適な睡眠につながります。

手を枕にして寝る癖を改善する方法3選

手を枕にして寝る癖を改善するには、以下の3つの方法が有効です。

  1. 枕の高さを調節する
  2. 自分に合った枕を選ぶ
  3. 睡眠環境を整える

詳しく解説します。

1. 枕の高さを調節する

手を枕にして寝る癖を改善するためには、枕の高さを見直すことが重要です。

枕が低すぎると頭の位置が安定せず、無意識のうちに腕を頭の下に入れて高さを補おうとします。また、枕が高すぎる場合も首に負担がかかり、寝姿勢が崩れやすいです。適切な高さの枕を使うことで首や肩が自然な位置で支えられるため、腕を枕代わりにする必要がなくなります。

自宅ですぐに実践できる方法として、タオルを使った高さ調整がおすすめです。バスタオルを折りたたんで枕の下に入れることで、少しずつ高さを変えられます。理想的な高さは、仰向けで寝たときに首と背骨が自然なラインを保ち、顔が天井とほぼ平行になる状態です。横向きで寝る場合は、肩の高さを考慮して少し高めに調整すると安定しやすくなります。

2. 自分に合った枕を選ぶ

枕の高さ調整だけでは改善しない場合、自分に合った枕へ買い替えることも検討しましょう。

体格や寝姿勢に合わない枕を使っていると首や肩が安定せず、無意識に手を枕代わりにする姿勢になりやすいです。自分の体に合った枕を使うことで、首と頭が自然な位置で支えられ、腕を使わなくても快適に眠れるようになります。

枕を選ぶ際は、高さだけでなく素材や硬さ、形状にも着目してください。低反発素材や高反発素材など、好みによって寝心地は異なります。なかには、仰向け寝と横向き寝の両方に対応した形状の枕もあります。

可能な場合は購入前にお試しで使ってみることで、自分に合う枕を見つけやすくなります。

3. 睡眠環境を整える

手を枕にして寝る癖を改善するには、寝具だけでなく睡眠環境を整えることもポイントです。

寝室の温度や湿度、明るさ、音などが適切でないと体がリラックスできず、寝姿勢が安定しにくいです。快適な睡眠環境を整えることで、自然と安定した寝姿勢を保ちやすくなります。

快適な室温の目安は、夏は約25〜28℃、冬は約18〜22℃程度です。湿度は40〜60%ほどに調整しましょう。

照明は暖色系の柔らかい光にし、寝る前はスマートフォンの使用を控えると入眠しやすくなります。アロマやリラックスできる音楽を取り入れるのも効果的です。

寝室環境を整え、心身がリラックスできる状態を作ることが、寝姿勢の改善と快適な睡眠につながります。

手を枕にして寝る癖がある場合に効果的なセルフケア3選

手を枕にする癖を改善したい方に向けて、効果的なセルフケアを3つ紹介します。

  1. 広背筋ストレッチ
  2. 円回内筋ストレッチ
  3. 大胸筋・小胸筋ストレッチ

簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。

1. 広背筋ストレッチ

広背筋を伸ばすことで腕や肩の可動域が広がり、手を枕にする癖の改善に役立ちます。

広背筋は、背中から腕につながる大きな筋肉です。硬くなると腕を上げる動きが制限されやすくなり、寝ている間に無意識に腕の位置を調整しようとして手を頭の下に入れてしまうことがあります。そのような場合に広背筋の柔軟性を高めることで、自然な腕の位置を保ちやすくなります。

手順
  1. 足を肩幅に開いて立つ
  2. 両手を頭の上で組む
  3. 体をゆっくり横に倒す
  4. 背中や脇が伸びる位置で20秒キープ
  5. 左右交互に行う
整体師 橘

体を倒す際は反動を使わず、ゆっくりと筋肉が伸びる感覚を意識することが大切です。背中を丸めず、脇から背中にかけて伸びている状態を保ちましょう。呼吸を止めずに行うことで、筋肉が緩みやすくなります。

2. 円回内筋ストレッチ

前腕の筋肉である円回内筋をほぐすことで、手や腕の緊張を和らげられます。

円回内筋は前腕の内側にあり、手首や腕の動きに関わる筋肉です。長時間のスマホやパソコン作業で硬くなりやすく、緊張が強いと寝ている間も腕を曲げた状態になります。その結果、手を枕にする姿勢につながることがあるので、前腕の緊張をほぐして自然な腕のポジションを保ちましょう。

手順
  1. 片腕を前に伸ばし、手のひらを上に向ける
  2. 反対の手で指先を持つ
  3. 手首をゆっくり反らせる方向に引く
  4. 前腕の内側が伸びる状態で15〜20秒キープ
整体師 橘

強く引っ張りすぎず、前腕が心地よく伸びる程度で止めてください。痛みを感じる場合は無理をせず、力を緩めながら行いましょう。手首だけでなく前腕全体の伸びを意識すると効果的です。

3. 大胸筋・小胸筋ストレッチ

胸の筋肉を伸ばすことで肩が開きやすくなり、腕を自然な位置に保てるようになります。

大胸筋や小胸筋が硬くなると、肩が内側に巻き込まれます。いわゆる巻き肩の状態です。この状態では腕の位置が安定しにくく、寝ている間に手を頭の下に入れてしまう原因になります。そのため、胸の筋肉をほぐして姿勢を整えることで、手を枕にする癖の改善につながります。

手順
  1. 壁の横に立つ
  2. 片腕を肩の高さで横に伸ばし、手のひらを壁につける
  3. 体を反対側にひねる
  4. 胸が伸びる位置で20秒キープ
  5. 左右交互に行う
整体師 橘

肩に力を入れすぎず、胸がゆっくり開く感覚を意識しましょう。無理にひねると肩を痛める可能性があるため、伸びを感じる範囲で止めてください。呼吸を意識してリラックスしながら行うと、より効果が高まります。

手を枕にして寝る癖は整体で改善しよう

手を枕にするのが習慣になっている場合、まずは枕の高さが合っているか確認してみましょう。寝るときの悪い癖がどうしても直らない方は、整体で改善を図るのも選択肢の一つです。

ウェルメディカルの整体メニューは3万人以上の施術実績を持つ理学療法士が監修しているため、初めて整体に通う方でも安心です。さらに、セルフケアや生活習慣の改善についても具体的に指導するので、早期改善・再発防止が目指せます。

今なら初回限定キャンペーンでお得に施術が受けられるので、ぜひお気軽にご利用ください。

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この記事を書いた人

橘 陸のアバター 橘 陸 整体師【国家資格:柔道整復師免許保有】

骨盤矯正・姿勢改善を専門とする柔道整復師として、整体院での豊富な臨床経験を活かし、ご来院いただいた患者様の状況に合わせた最善の整体施術をご提案。整体・骨盤矯正・姿勢矯正・産後骨盤矯正だけではなく、腰痛・肩こり・五十肩・ヘルニア・脊柱管狭窄症・座骨神経痛・小顔矯正の施術も得意としている。