「あぐらをかくと膝が痛い原因と対処法が知りたい」
「将来的に膝の痛みが悪化しないか不安」
あぐらをかいたときに膝の痛みを感じる方は少なくありません。実は、あぐらは膝に負担がかかりやすい姿勢です。あぐらで膝が痛い場合、ケース別にさまざまな原因が考えられます。
そこで本記事では、あぐらをかくと膝が痛い原因や対処法について徹底解説します。
- あぐらをかくと膝が痛い原因
- あぐらで膝が痛くなりやすい人の特徴
- あぐらで膝が痛いときの対処法・セルフケア
整体師 橘 あぐらで膝が痛い場合、半月板や靭帯の影響から痛みを伴うケースもあれば、股関節の硬さによって起こることもあります。これらは、加齢や生活習慣が関係している可能性が高いです。この記事ではすぐに実践できるセルフケアも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
【ケース別】あぐらをかくと膝が痛い6つの原因


あぐらをかくと膝が痛い原因について、6つ解説します。
- 膝の外側が痛む
- 膝の内側が痛む
- 膝の上側が痛む
- 膝の下側が痛む
- 膝の裏側が痛む
- 膝を曲げるときに痛む
ケース別に見ていきましょう。
1. 膝の外側が痛む
外側の痛みは、腸脛靭帯(太ももの外側にある長い膜状の組織)や外側半月板(骨の間でクッションの役割をする軟骨)への負担が関係している場合が多いです。
あぐら姿勢では膝が外に開き、太もも外側から膝にかけての組織に張力や摩擦が生じやすくなります。症状の特徴は「外側を押すと鋭く痛む」「曲げると引っ張られる感覚がある」などです。
膝の外側の痛みは、膝周囲の外側組織にストレスが集中していることが考えられます。
2. 膝の内側が痛む
膝の内側の痛みは、鵞足部(太ももの筋肉の腱がまとまってつく部分)や内側半月板(骨の間でクッションの役割をする軟骨)にかかる負荷が原因の一つです。
あぐらでは体重が内側に寄りやすく、腱の付着部や関節内部に圧が集中しやすくなります。「内側を押すとズキッとする」「動き始めに違和感が強い」などが症状の特徴です。
膝の内側の痛みは、体重のかかり方や関節内部の変化が影響していることが考えられます。
3. 膝の上側が痛む
膝の上側(前面)の痛みは、膝のお皿周辺の炎症や軟骨の摩耗が関与している可能性があります。あぐらから立ち上がる瞬間や階段昇降で、膝のお皿周辺に痛みを感じやすいのが特徴です。
深く曲げる動作で膝のお皿と大腿骨の接触圧が高まり、前面部に刺激が加わりやすくなります。膝蓋骨まわりの組織に負担がかかっている状態といえます。
4. 膝の下側が痛む
膝下の痛みは、腱の付着部や脂肪体(クッションの役割を果たす脂肪組織)への圧迫が関係している場合があります。
あぐらの姿勢では膝下が折りたたまれ、腱や軟部組織が強く圧迫されやすいです。「膝の下を押すと痛い」「曲げた後にジンジンする」などが症状の特徴です。
膝下の痛みは、屈曲時に特定の組織へ物理的負担が集中しているサインと捉えられます。
5. 膝の裏側が痛む
膝裏の痛みは、靭帯へのストレスや関節内に水が溜まっている状態が影響している可能性があります。
深い屈曲により膝裏が圧迫され、内部構造に緊張や圧力が生じやすくなります。膝裏に張りやしこり感などがあり、深く曲げると違和感が強まるケースが多いのが特徴です。
膝の裏側の痛みは、関節後方に負荷が集中していることが挙げられます。
6. 膝を曲げるときに痛む
曲げる動作での痛みは、関節軟骨や半月板への圧力増加が原因の一つです。
屈曲時は関節内部の接触面が広がり、摩耗部分や損傷部位が刺激されやすくなります。「しゃがむ瞬間に鋭い痛みが出る」「引っかかる感覚がある」などが症状の特徴です。
膝を曲げる際の痛みは、関節内部の構造に変化や負担が生じている可能性があります。
あぐらで膝が痛くなりやすい人の4つの特徴


あぐらで膝が痛くなりやすい人には、次の4つの特徴があります。
- 日頃から姿勢が悪い
- 運動習慣がない
- 座っている時間が長い
- 加齢による衰えを感じている
順番に解説します。
1. 日頃から姿勢が悪い
姿勢の乱れは、あぐら時の膝痛を招きやすい要因です。猫背や骨盤の傾きがあると体の重心が前後左右に偏り、膝関節へ不均等な負荷がかかります。
また、歩き方も注意が必要です。内股歩きやガニ股歩きが習慣化している人は、膝の特定部位にストレスが集中しやすくなります。O脚傾向の場合は、内側への圧迫が強まりやすいのも特徴です。
このように、姿勢の崩れは気づかないうちに膝への慢性的な負担を生んでいます。
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2. 運動習慣がない
普段から運動しない人は筋力が不足しやすく、膝の痛みの原因になります。
膝は太ももや股関節周囲の筋肉に支えられているため、筋力が弱いと関節への負荷を直接受けやすいです。特に大腿四頭筋やお尻の筋肉が弱いと、あぐら姿勢で膝の位置が不安定になり痛みを感じやすくなります。
運動不足は膝の安定性を低下させ、膝関節そのものに負担が集中しやすくなるので注意が必要です。
3. 座っている時間が長い
長時間のデスクワークは、膝まわりの筋肉を硬くし可動域を狭めます。
太もも前後やふくらはぎがこわばると関節の動きが制限され、深い屈曲で組織が引き伸ばされやすくなります。同じ姿勢を続けることで血流の低下を招き、膝の違和感を助長する点にも要注意です。
座位中心の生活では、立ち上がり時やあぐら姿勢で膝裏に張りを感じやすくなるでしょう。
4. 加齢による衰えを感じている
年齢を重ねると、膝への負担は増えやすいです。
加齢に伴い筋力や柔軟性が低下し、関節軟骨の弾力も弱まります。栄養バランスの偏りや、活動量の減少に伴う体重増加も少なからず影響します。
若い頃は問題なかったあぐら姿勢でも、50代以降で違和感を覚えるケースは少なくありません。加齢による身体機能の変化は、膝痛の大きな要因といえます。
あぐらをかくと膝が痛いときの対処法5選


あぐらで膝が痛い場合、対処法は次の5つです。
- 痛む部分をアイシングする
- ダイエットで膝の負担を軽減する
- ストレッチで柔軟性を高める
- 適度な運動を心がける
- 正しい姿勢を身につける
詳しく解説します。
1. 痛む部分をアイシングする
腫れや熱感がある痛みの場合は、まず冷やすことが有効です。
炎症が起きていると関節内で血流が増え、腫れや痛みが悪化しやすいです。このような場合、冷却することで炎症反応を和らげる効果が期待できます。
具体的には、氷嚢や保冷剤をタオルで包み、15〜20分ほど患部に当ててください。ただし、冷やしすぎは全身の冷えを招く可能性があるので注意しましょう。
2. ダイエットで膝の負担を軽減する
肥満体型の場合は、ダイエットによって膝への負担を軽減するのが効果的です。
歩行時、膝には体重の約3倍の力がかかるとされ、体重増加は関節への圧力増大の原因になります。体重が1kg増えるだけでも膝の負担は大きくなり、あぐら姿勢ではさらに圧が集中しやすくなります。
激しい運動は膝の痛みが悪化する可能性があるので、無理のない範囲で体重管理に取り組みましょう。
3. ストレッチで柔軟性を高める
筋肉の柔軟性低下は膝の痛みの一因となるため、日常的なケアが重要です。
太もも前後やふくらはぎが硬いと、膝を曲げた際に関節へ余分な牽引力がかかります。そのため、この部分の筋肉の柔軟性が向上することで膝の可動域が広がります。
大腿四頭筋やハムストリングスなどの主要な筋肉を伸ばすストレッチを、起床時や就寝前に取り入れるのが理想的です。膝痛に効果的なストレッチは次の章で詳しく紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
4. 適度な運動を心がける
膝まわりの筋力強化は、関節の安定性を高めます。筋肉は膝のサポーターの役割を担い、衝撃を吸収する働きがあります。
ただし、膝の痛みが悪化するおそれがあるので、長時間および高負荷なトレーニングは避けて無理のない範囲で行いましょう。ウォーキングや水中運動、軽めのスクワットなど、低負荷運動が継続しやすいのでおすすめです。
5. 正しい姿勢を身につける
膝に負担がかかりにくい姿勢を意識することも有効な手段です。あぐらや正座は深い屈曲となり、関節面に圧力が集中しやすくなるので避けるのが無難です。
- 椅子を使う
- クッションでお尻を高くする
- 30分ごとに姿勢を変える など
日常姿勢を整えることは、膝への慢性的な負担軽減につながります。
あぐらで膝が痛い場合に効果的なセルフケアを5つ紹介


あぐらによる膝痛でお悩みの方には、次のセルフケアがおすすめです。
- 長内転筋ストレッチ
- 梨状筋ストレッチ
- 腸腰筋ストレッチ
- 短内転筋ストレッチ
- 四頭筋ストレッチ
すぐに実践できるので、ぜひ試してみてください。
1. 長内転筋ストレッチ
太ももの内側にある長内転筋を伸ばすことで、あぐら時の膝の負担軽減につながります。長内転筋は股関節を内側へ引き寄せる筋肉で、硬くなると股関節の可動域が狭くなり、あぐら姿勢で膝に負担がかかりやすくなります。
- 床に座り両脚をできる範囲で左右に開く
- 背筋を伸ばしたまま上体をゆっくり前に倒す
- 太ももの内側が伸びる位置で20秒キープ
- 2〜3回繰り返す



背中を丸めず、骨盤から前に倒すのがポイントです。痛みが出るほど無理に開脚せず、自然な呼吸でゆっくり伸ばしましょう。
2. 梨状筋ストレッチ
お尻の深部にある梨状筋を伸ばすことで、股関節の動きが改善し膝の負担を減らせます。梨状筋が硬くなると股関節の外旋動作が制限され、あぐら姿勢をとった際に膝関節へ負担がかかりやすくなります。
- 仰向けに寝る
- 片脚を反対側の膝に乗せる(数字の4の形)
- 下の脚の太ももを両手で抱える
- 胸に引き寄せて20秒キープ



お尻が伸びる程度の状態でキープします。ストレッチ中は腰を浮かさないように注意しましょう。
3. 腸腰筋ストレッチ
股関節の前側にある腸腰筋を伸ばすことで、骨盤の動きが改善し膝への負担軽減が期待できます。腸腰筋が硬くなると骨盤の動きが制限され、あぐら姿勢をとる際に股関節が十分に動かず膝に負担が集中することがあります。
- 片膝立ちの姿勢をとる
- 前の膝を90度程度に曲げる
- 骨盤を前に押し出すように体重を移動
- 股関節前側を伸ばし20秒キープ



骨盤をまっすぐ保つことが大切です。腰を反らせすぎないように注意し、痛みが出ない範囲で行いましょう。
4. 短内転筋ストレッチ
短内転筋は太ももの内側にある筋肉で、硬くなると股関節が外側へ開きにくくなり、あぐら姿勢で膝に負担がかかります。足裏を合わせるストレッチを行うことで、短内転筋を伸ばし股関節の可動域を広げるのに効果的です。
- 床に座り両足の裏を合わせる
- 両手で足を持つ
- 背筋を伸ばして上体を前に倒す
- 内ももが伸びる位置で20秒キープ



股関節から前に倒すことを意識しましょう。背中を丸めない、無理に膝を押さないことに注意してください。
5. 四頭筋ストレッチ
太ももの前側にある大腿四頭筋を伸ばすことで、膝関節の動きが改善します。大腿四頭筋は膝関節を動かす大きな筋肉で、硬くなると膝の可動域が制限され、あぐら姿勢の際に膝に痛みが出ることがあります。
- 立った状態で壁や椅子に手をつく
- 片脚の足首を持つ
- かかとをお尻に近づける
- 太ももの前を伸ばして20秒キープ



腰を反らさず、膝が前に出ないようにするのがポイントです。かかとを無理にお尻へ引き寄せようとせず、太ももの前側が軽く伸びる程度で止めましょう。
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